世界に二つと無いオンリーワンの住宅を建てるならデザイン住宅

世界に二つと無いオンリーワンの住宅を建てるならデザイン住宅

せっかくマイホームを手に入れるなら、自分たちの好みや価値観に合った、世界に二つと無いオンリーワンの住まいが欲しい、こんな方もいるのではないでしょうか。
そんなニーズを満たしてくれるのが、デザイン住宅です。
これは建物の外観から室内の間取りやインテリア、さらには水まわりの設備や外構ゾーンなど、住まいのあらゆる箇所を一貫したコンセプトによって建てられた、デザイン性の高い住宅を指します。
施主の個性や建築家の作風が建物全体に反映しやすいため、独創的でオリジナリティ性に富んだ住まいを実現することが可能です。
ただし一口にデザイン住宅といっても、実際にはそのスタイルは多種多様。
人気の高い南欧スタイルだけでも、フランスのプロバンス風をはじめ、イタリアやギリシャあるいはスペインやポルトガルといった、地中海沿岸の地域に至るまで、幅広く多岐にわたる建築様式があります。
また日本の伝統建築を取り入れたいならば、明治期から見られる和洋折衷方式や和風モダンなどのスタイルで、ニーズを満たすことも可能です。
この他にもシンプルモダンやアジアンテイストなど様々なスタイルがあり、地域や時間を超えて仕上げることができるのは、まさにデザイン住宅の魅力と言えます。

狭小地だからこそデザイン住宅の良さわかります

タイトルの「狭小地(きょうしょうち)」とは感じの指す通り狭い土地を表す言葉なのですが、大体15から20坪以下の土地を呼ぶことが多いです。
1坪が3.31平方メートルですので、畳の枚数で約2畳になります。
ですので15坪ですと畳を30枚並べた土地の広さとないますので、その土地に家を建てるのですから何となく土地と建物のイメージが浮かぶのではないでしょうか。
ですので、狭小地に建築した住宅を「狭小住宅」と呼ぶのもうなずけます。
しかもその土地は、必ずしも四角形ではなく三角形や台形・平らで整った土地ではなく段差のある場合も少なくありません。
しかし、この土地のデメリットをメリットに変えることができるのがデザイン住宅なのです。
例えば、台形で高台と平地にまたがっている土地だといたしましょう。
すでに、二階建ての住居のような地形ですので、平地部分を駐車場にして、高台部分を平地まで張り出させ住居スペースにすれば日当たりも良く開放的になります。
このようにデザイン住宅の多くは、その土地の良さを見つけ最大限に活かしたものなのです。

著者:土田辰也

筆者プロフィール

青森県青森市生まれ。
納得できる家づくりのために、デザイン住宅の工期や費用について執筆しています。